トルコ旅行4日目/パムッカレ

石灰棚へ

トルコ旅行も4日目に突入。 最初の3日間はハードスケジュールで飛ばしまくったので、今日は一日観光も兼ねてゆっくり過ごす事にした。

というかバスの時間が夜の20時なのでゆっくりせざるを得なかった。 チェックアウト後荷物をホテルに置かせてもらい、いざ石灰棚へ。

パムッカレ遺跡への入り口は3箇所ある。

パムッカレ村からの入り口は、すぐに石灰棚の歩道になっているので、必ず靴をぬいで裸足にならなければならない。 タオルは必須アイテムだ。


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入場料15リラを払い入場。 靴を脱ぎ石灰棚を歩く。

滑りやすいのかとおもいきや、結構ザラザラしていて歩きやすい。
石灰は、まぶしい程に白かった。

隣を歩いていたドイツ人の女の子2人組みに記念撮影をお願いした。
あいにくの曇り空でキレイな写真が撮れず残念。

石灰棚はの歩道は水が流れている、まだ春であり天候も曇りの為か水は冷たい。
真冬に来たら結構つらい事になるのではないか?と予想する。

温泉が湧き出ている部分は暖かいが、殆どの歩道は水が流れている。
一日中歩道はおばさんがデッキブラシで掃除をしていた。

きちんと手入れをしているようだ。
確かに手入れをしなかったら、普通はこけだらけになるはずだ。

どんどん進んでいくと少しずつ人も増えてきて、棚に溜まっている温水に漬かって記念撮影をしている外人がいる。

温水を触ってみると温水というかぬるい水。
気温はまだ低いのに頭の悪いやつはどこに国にもいるもんだと思った。

お昼を過ぎると天気もよくなり、人がどっと多くなった。
ヨーロッパからの観光客が一番多く、遠足でろう子供達、ピクニックに来ているトルコ人家族も結構いた。
みんな石灰棚に裸足で入りキャーキャー言っていた。

左下の写真は動画です。YouTubeにアップしました。真ん中の三角が再生ボタンです。

ヒエラポリス

石灰棚の歩道を抜けるとヒエラポリスの博物館、温泉がありその周りには色々な遺跡がある。

一番の見所は円形劇場であった。
1万5000人収容できる劇場らしいが、こんな山の上にそんなに人が住む町があったのかと驚きであった。

客席はとても急な角度になっていて、どこの席からでも良く見えるようになっている、
うまく作っている。

その他トルコ最大級の共同墓地の跡など、いろいろあるが、説明はトルコ語か英語で書いているので、深いところまでは良く分からない。

良く分からないのでどんどん歩くと2時間もしたら全て回ってしまった 。

途中、人気のない所でカップルがキスをしながらいいちゃいちゃしていた。
良く見ると、写真を撮ってもらったドイツ人の女の子二人組だった。

そのせいでそれから出会う女性2人組みの旅行者は全てレズに見えてしょうがなかった。

ヒエラポリス遺跡の動画を動画集にアップしてます →  動画集

午後

一日を潰すにはパムッカレ遺跡は狭い。

石灰棚あり、温泉あり、遺跡あり。景色良しだが、3,4時間の滞在で十分だなと思いつつも、バスの時間まではまだまだ時間があった。

宿に帰っても既にチェックアウトしているので居場所がない。
仕方がないので、遊歩道をブラブラしてみたり、ベンチに座り日記を書いてみたり、地球の歩き方を熟読してみたりしていた。

しかし山の天気は変わりやすい。

雲行きがみるみる怪しくなってきたので、雨が降らないうちに遺跡を後にした。

山を降りると雨が降ってきた。良い判断だった。

アルテミス・ヨリュクホテルで待機

バスの時間までホテルのソファーで時間を潰した。
時間を潰していると、トルコ人の従業員が話しかけてきた。

「俺の名前を当てろ」としきりに言ってくる。
適当に「ミスターパムッカレ」だの「マホメット」だの答えていると、「何で俺の名前を知らないんだ」とノートを渡された。

そのノートには 旅行者がたくさん書き込みをしていた。
その中で頻繁に「アリババ」という名前が登場していた。
コメントも良いコメントばかりであった。
(女性は2人きりになると口説いてくるので注意とあったが)

どうやら彼の名はアリババで日本人の間では有名という事だろう。

「ユー アー ベリー フェイマス ガイ!」と言ったら「そうだ!」と満足していた。

後にカッパドキアで一緒に行動したT君がパムッカレのアルテミスホテルは旅行者の中でとても評価が高いと言っていた。

確かに値段もドミトリー15リラとお手頃、ハマムとプールも無料、ミネラルウォーターも無料なかなか良い。

      

計画ミス発生

ソファーでゆっくりしていると、従業員の1人が「今日はトルコカップの準決勝をやっている」とテレビのチャンネルを変えだした。

「いや、そんなはずはない明日のはずだ。」と言うと「いや今日だ」と僕は言った。

トルコカップの準決勝は1試合目が火曜日、2試合目が水曜日に開催される予定であり、 2試合目の試合をアンカラで観戦する予定だった。

もし、今日が試合日ならば明日が2試合目。
しかし、明日はカッパドキアに行く事にしている。

テレビでは確かにトルコカップをやっていた。
どうやら僕は曜日を1日間違えてプランしていたみたいだった。

カッパドキア行きをキャンセルして、アンカラに向うか。
トルコカップ観戦を断念するか。

迷ったあげく トルコカップを断念することとした。
2試合目に登場するベシクタシュの試合は最終日にも見る予定があったので それで我慢することとした。

そしてカッパドキアへ

オトガルまではアリババさんがマイクロバスで連れて行ってくれた。
時間がギリギリだったためかなりのスピードでぶっとばしていた。

雨の中、ずっと電話しながらぶっとばすので、他の乗客は一様に不安そうな表情をしていた。
バスの時間が迫るのになかなか到着しないので隣に座っていたフィリピン人が 「どこに向ってるのか?」と聞いてきた。

違う所に連れていかれるのではないかと不安になっているようであった。
「デニズリのオトガルだよ」と大丈夫だよというニュアンスをこめて言っておいた。

時間は迫っているが、まあ大丈夫だろうと感じてはいた。
心配はよそにオトガルに到着。全員無事カッパドキアのギョレメ行きのバスに乗り込むことができた。

バス会社は「メトロ」
トルコ全土を網羅している最大規模のバス会社だ。

大手バス会社のバスには一度乗っておこうと思っていたので、楽しみにしていた。 快適な深夜バスになるかとおもいきや、隣に座ったトルコ人のおっさんのワキガが激しく 一晩中苦痛であった。

T君(後にカッパドキアで一緒に行動した)の話では旅行者の間では「メトロ」の評判はかなり悪いという話だったが、 僕にとっては違う意味で最悪の印象のバス会社となった。



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