
トルコ旅行1日目/イスタンブール
2011年4月17日
トルコイスタンブールアタチュルク空港に到着!!!!!
まずは両替!

メトロ(地下鉄)に乗る為にはトルコリラが必要な為、まずは両替をした。
空港のトルコリラのレートは1トルコリラ58円程度でした。
100円で1.777トルコリラと表示がなっているので1トルコリラ何円かに換算するのが めんどくさい!
100円1.777トルコリラでは1トルコリラ56円の計算だが、これに手数料4%のっかって58円程度になった。
トルコアタチュルク空港では手数料別だったが、スルタンアフメットの街中にある両替所では手数料込みの金額表示が多かったです。
あれ〜?客引きは?
事前の勉強で空港内にも客引きが待ち構えているから要注意!とあったのでかなり身構えて、
いざ!トルコへ入国!
しかし がら〜ん・・
誰もおらん
出てくるの遅かったかな?
まだ朝の6時やからな。
日本語でお願いします
とりあえず。リコンファームをしておこうとカウンターに行くが、僕の英語力ではまったく言葉が通じない 。
というか、まず「リコンファーム」って言葉が理解してもらえない。
何分かのやりとりの後 トルコ人の受け付けのお姉さんが日本語で
「日本語でお願いします」と言った。
日本語喋れるんかい!
無事帰りの便の確認もすませたので、とりあえずスルタンアフメットに向う事にした。
スルタンアフメットへ
スルタナフメットに行くにはメトロ(地下鉄)に乗りゼティンブルグ駅でトラムヴァイ(路面電車)に乗換えて行く のが一番分かり易い。
と勉強してきたが、いざ地下鉄にきたらどれに乗ったらいいのかわからないので、 目の前にいた外人に声をかけた。
「アクサライまで行って乗換えたらいいよ」 と教えてくれた。
彼もアクサライに行くらしい。
路線図をみたらアクサライまで行っても乗換え れるようなので、まあいいかと思いアクサライまで彼とご一緒することとなった。
彼はトルコ人だと思っていたがヨルダン人だった。
なんとヨルダンで東芝のエンジニアをしてるらしい。トルコには出張できたとの事だった。 日本企業で働いているという事で急に親近感が湧いてきて、片言だがいろいろ話ができて楽しかった。
アクサライで乗換えるとトラムの駅(ユスフパシャ)まで少し歩かなければならない。
アクサライの駅員さんに聞いてみるが言葉が通じない。必死のゼスチャーでなんとなく方向が分かったのでそちら方面に歩いていくと。
あった!歩道橋の下にユスタフパシャ駅を発見。
トラムに乗ってスルタンアフメットに向う。
ブルーモスク
スルタンアフメットに着くとすぐに大きなモスクが見えてきた。
その向こうにもピンク色の大きなモスクがありそこ前に行くと3人の日本人男子3人グループがいた。
「すいません、これが 有名なモスクですが?」と聞くと。
「僕らもさっき着いたばかりなんで良くわかりません。でもあれがブルーモスクですよ」
と彼らは後ろを指差し教えてくれた。
「僕らはさっき行ってきました。無料でしたよ」
と言うので、とりあえず。行ってみた。
そして第一客引きがやってきた
ブルーモスク見学が終わり、今日の宿を探す事にした。
しかし、ここイスタンブールの旧市街スルタンアフメットで宿を探すか、イスタンブールアジア側に渡って宿を探すか 迷っていた。
今日はイスタンブールのアジア側に渡りカルタルという町に行きサッカーの試合を観戦する予定であり、明日はマニサという町にバスでいくので 、イスタンブールのアジア側のバスターミナルにどちらにしろ行く予定であった。
アジア側で宿を探すのが効率的だが、ここスルタンアフメットの安宿に泊まりたい 気持ちもあり迷っていた。
ブルーモスクとアヤソフィヤ宮殿の間に公園があり中央にある噴水の周りにはベンチが並んでいた。 そこに座り、地球の歩き方を広げ今日の計画を立てる事とした。
しばらくすると2人のトルコ人が近ずいてきて日本語で話かけてきた。
ブルーモスクの前でトルコ人が日本語で話しかけてくる
「ガイドブック通りの王道パターンや!」
警戒しながら話していると、1人は40歳すぎぐらいで日本語ペラペラトルコ人(昔日本にいたらしい)、1人は22歳で 今日本語勉強中しかし、かなり喋れていた。
近くの店で働いていて出勤途中の様だった。
今日の宿はまだ決めてという話をすると、安い宿に連れて行ってくれる事になった。
いきなりついていくのはどうな?と思ったがうまくいけは探す手間が省けると思いついていった。
案内してもらったホテルは「オリエントホテル」という名前だった。
雰囲気的にはまともそうだった。
ヨーロッパ人が多くいたので、ドミトリーなら危険そうじゃないなと思い、いきなりそこに泊まることに決めた。
一泊10ユーロドミトリー。 (後で地球の歩き方を見たら掲載されていたので、変なホテルじゃなかったんだと安心した)
チェックインまでに1時間ぐらいあったので、彼らの店誘われ、連れて行かれた、案の定、トルコ絨毯と焼き物の店だった。
店に入ると店員さんが入り口のドアを閉めた。
そして鍵をかけるふりをしてニヤっと笑った。
冗談だとはすぐ分かったが、なんせコチラは警戒心ばりばりなので愛想笑いが引きつった。
「チャイを飲まないか?」と聞かれたが「いらない」と言った。
この感じで睡眠薬はないだろうと思ったが、まだトルコに来て4時間ぐらいしかたっていなかった。
ましてや、初めての海外一人旅、右も左も分からない。 買う気もないし、こちらは警戒心ばりばりだった。
そのうち、へんな雰囲気になってきたので店を出でる事にした。
出る間際に最初に声をかけてきた22歳のトルコ人のほうが
「今日の夜にスポーツバーでサッカーを一緒に見よう6時にここに 来てくれ」とさそってきた。
早くその場を離れたかったので、とりあえず一緒に行く約束をして店を離れた。
イスタンブールのアジア側へ
イスタンブールではトルコサッカーの試合を見にきたのだのが、この日はトルコリーグの2部mp試合しか開催予定がなかった。
そのトルコリーグ2部の試合を見る為にスタジアムの場所も調べ周辺地図を印字して持ってきていた。
くればどうにかなるさと思っていたが、いざ、イスタンブールに来てみると スタジアムの周辺地図はあるがスタジアムのあるカルタルという町までどういけばいいのか分からない。
どうすればいいか分からなくなったが、悩んでみてもしょうがないので とりあえず町のあるイスタンブールアジア側まで船で渡ってみる事にした。
イスタンブール旧市街側のエミノニュからアジア側のカドキョイまで船で渡った。
アジア側に渡り地図を見ているとどうやら鉄道が走っている事が 分かったので、鉄道でカルタルの町まで行くことができた。
同じイスタンブールでもスルタンアフメット地区は都会的な感じだったが、アジア側に渡り少し離れたここカルタルは下町だった。
薄汚れた小さいバスがクラクションと共にひっきりなしには走り、町の人々は頻繁に行きかうバスや車の間をどんどん歩いている。
車は比較的信号を守るが、歩行者は全然守らない。
トルコでは赤信号だろうが、2車線だろうが、3車線だろうが、横断歩道が、あろうが、なかろうが、渡れる時に道路は渡る。 という事を知った。
試合観戦記はこちら ↓ ↓ ↓
どうにかなるさ!トルコサッカー観戦記 カルタルスポ-AKHISARSPOR
HEART TO HEART
カドキョイからの帰りの船でイスタンブール大学の学生と一緒になった。
名前はアハメットといった。
アハメットは英語が話せるがこちらは片言の英語しか話せない。
彼は敬虔なムスリムのようで宗教的な話を深くしたいようだが、こちらは簡単な事しか理解できない。
「あまり英語ができないので君の言いたい事があまり理解ができない。」というと
アハメットは 「問題ないよ、一番大事なのは心と心(HEART TO HEART)だ」と言った。
この言葉には大きく勇気をもらい、これから後は片言の英語でどんどん喋ることに抵抗がなくなった。
彼は大学生だから随分年下だとは思うが、初日に彼に出会い、話せた事はとてもラッキーだった。
スルタンアフメットに戻った頃が夜の8時になっていた。
絨毯屋さんと約束した6時はとおに過ぎていた。
怪しいのでどっちにしろ行くつもりはなかったのだが、約束を破ったので少し後味が悪かった。
夜の客引き現る
宿に戻りゆっくりしていたが、寝るにはまだ早いので少し夜のイスタンブ-ル散歩をしてみる事にした。
ブルーモスクの前にいくと、ひとりの男が写真を撮ってくれと英語で言ってきた。 写真を撮ってあげると、しゃべりかけてきた。
先程のアハメットの言葉で英語でのコミュニケーションにためらいが なくなった私はこれはいい練習になると思い喋り始めた。
彼はキプロス人で仕事でイスタンブールに来ているとの事だった。
顔立ちはヨーロッパ系で男前、背は高くなく(170センチぐらい) 職業はデザイナーで今着ている服も自分でデザインしたものだと。
「少し一緒に歩かないか?」と言ってきたので、暇な私は一緒に歩くことにした。
しばらく歩いていくと、「一緒にベリーダンスを見ないか?」と言ってきた。
「興味ない」というと
「じゃあ飲みに行かないか?」という。
飲みに行ってもいいが、一応出方をうかがおうと思い
「NO」というと、しつこく食い下がってきた。
ここで客引きである事に気がついた。
ずっと食い下がってくるので
「俺はただ散歩しているだけだ」といってサヨナラした。
一生懸命会話をして損した気分だった。
でも、 観光客を装った英語のパターンもあるのかと勉強にはなった。
その1分後
「へーい!イナモト」ひとりの男が声をかけてきた。
今宵2人目の客引きがやってきた。
がこちらはいかにもって感じだった。
知っているあらゆる日本語の単語を駆使して話かけてきたが、 ネタが尽きただろう所で
「俺は歩いているだけだよ」といってサヨナラした。
その後は ガラタ橋まで歩き「サバサンド」を食べた。
そして 宿に戻りベッドに入った。
トルコ旅行、初日から結構疲れた。