トルコ旅行10日目/サフランボル

サフランボル行きのバスを探す

ホテルをチェックアウトし、ボルの町でバス会社を探す。

が意外と街中にはオフィスが見あたらない。

やっと「メトロ」のオフィスを見つけたが、サフランボル行きは夕方の5時だという。

しばらく辺りを歩いたがどこに他のバス会社がないので、通りがかりのおじさんにどこにあるかたずねてみた。

「オトビュス ヤズハーネ サフランボル」

(バス チケット売り場 サフランボル)という意味だ。

聞いたというか、単語を並べたというか。

しかし、言いたい事は伝わったようで、

「ついてこい」とサフランボルに行くバス会社を一緒に探してくれた。

「オズ ボル」というバス会社を探しあててくれた。

おじさんは案内してくれると「じゃあ」と言ってどっか去って行った。

ほんとにトルコは親切な人が多い。 


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おんぼろバスに揺られて

バスのチケットを購入し、表の長いすに座りオトガル行きのセルビスを待つ。

隣におじいさんが何人か話をしていたので、話かけてみた。

おじいさん達はボルから少し内陸に入った所にある「ムドゥルム」という町に帰るところらしかった。



「お前も来い」と言われた。

行っちゃうのも面白いと思ったが、日程的に余裕が無いので断った。

まあ、向こうも冗談で言っているのだが、もっと期間に余裕があったら、その冗談に乗ってみたかもしれない。

そんなこんなしているうちバスがやってきた。

サフランボル行きのバスは15人乗りぐらいの小型のおんぼろバスdった。

その小型おんぼろバスに乗っての長距離移動もまたアジアちっくでおもむきがあった。

 

海外1人旅初体験の僕としては、おんぼろバスでの長距離移動が新鮮であり、窓から見える風景もなんとなくシルクロードちっくで、旅をしている感を満喫できて楽しかった。
(アップしている写真は全然シルクロードチックではありませんが・・)

が、2時間ぐらいするとサフランボルに到着してしまった。

それもサフランボルのオトガルではなくて直接サフランボルの町に中心「クランキョイ」についた。


通常長距離バスはオトガルに到着する。

2時間ぐらいは長距離バスにはならないということか。

クランキョイから世界遺産の町である旧市街の「チャルシュ」までバスかドルムシュが出ているはずだが、バス亭を探すことができずに歩いていると大きな下り坂に突き当たった。

 

坂の下には町があった。通りがかりの子供が下の町を指さして「チャルシュ、チャルシュ」と教えてくれた。

下に見える町がいわゆる世界遺産サフランボルの町だ。



歩いて行けそうな距離だったので歩いて行く事にした。

サフランボルに到着


坂を下りると、「ユネスコ 世界遺産の町」という看板が大きく出ていた。



サフランボルにやってきた。

宿は「バストンジュ」という所に決めていた。


ガイドブックを見ると日本人が泊まっていそうだったからだ。

トルコに来て10日目、まだ日本人とはほとんど絡んでいない。

カッパドキアでは嫁と同じ名前のT君と行動できたが、まだ同じ宿に日本人がいたことはなかった。

日本人と同じ宿に泊まってみたかった。

バストンジュは町の中心部からすぐの所にありすぐ見つける事ができた。が、日本人は宿泊していなかった。

残念。

通されたドミトリーはドミトリーとは思えないぐらいキレイで、なんといっても部屋いっぱいに光が差し込んできてとても明るかった。

今まで泊まったドミトリーは大抵、地下とかにあって暗いのが常だった。

ここでは2泊したのだが、1泊目は台湾人の女性が1人、2泊目は貸切だった。

前日は台湾人の女性一人で貸切だったらしい。

女性と2人きりなので少しどうなるのかなと思ったが、彼女は「明日は朝早いから」と言って早々にいびきをかいて寝ていた。

初めての海外旅行で驚いた事の一つは、男女混合のドミトリーが多くある事だった。

日本では他人の男女が同室になる事は基本的にないだろう。

海外、特にヨーロッパ人は当たり前に泊まっていた。

カップルしかり、女性の1人旅しかり。男女混合のグループしかり。

しかし、トルコ人は基本使用しないと言っていた。何となく分かる気がした。

特に女性は泊まらないだろう。

      

のんびり

トルコに来てから10日間移動移動のハードスケジュールになってしまっていたので、ここサフランボルではのんびりと過ごす事に決めていた。

とても天気が良かったのだが、あえて宿でゴロゴロして過ごした。

       

窓の外には緑がたくさんあり、その窓からはやさしい光がたくさん差し込んでいた。

その日は少し気温も高く暑い日だったが、隣のホテルの庭らしき所から流れてくるトルコ音楽と共に心地良い風が入ってきて、とても気持ち良かった。

結果としてはトルコでの快晴はこの日が最後だったので、ゴロゴロせずに町に出て写真を撮っておけば良かったという後悔は残った。




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