トルコ旅行2日目/マニサへ

ハレムへ

2日目はエーゲ海沿岸の大都市イズミルの隣町マニサへ向う。

サッカーの試合「ガラタサライ−マニサスポル」を観戦する為だ。

マニサまではバスで8時間かかる。
朝早めのチェックアウトをすました。

エミノニュから船でバスターミナル「ハレムガラシュ」のあるアジア側ハレムに向う。
写真はハレムの船着場にいた警察艇。



ここの海は連絡線やら、観光船やら、漁の船やらが 頻繁に行きかう。
ニアミスなんかしょっちゅうで、車に乗っているかのように邪魔な船にはクラックションを鳴らしてい。

きっと海上事故も多いであろう。


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活気あふれるハレムガラシュ

ハレムに着くと目の前にバスターミナル「ハレムガラシュ」があった。
バス会社は星の数ほどあると聞いていたが、なるほど多すぎてどのバス会社に行けばよいのか さっぱり分からない。

各バス会社のおじさん達が大きな声で行き先を連呼して客引きをしている。
迷っていると、 その中の1人が声をかけてきた。

「どこに行きたいんだ?」
「マニサだ」
「よしついて来い」

バス料金はどこの会社もそう変わらない。違いは バスの質だ。

とガイドブックには書いてあったので、ぼったくられなければいいやと思い彼に身を任せる事にした。

バス会社の名は「efe tur]地球の歩き方には掲載されていないバス会社だ。
メジャーではないということか。
どんなバスがくるかドキドキしていたが、なかなかきれいなバスがやってきた。

オトビュス

バスの事はトルコ語で「オトビュス」

バスには運転手とは別に1人バス会社の従業員が乗っていて座席の確認をしたり、お茶をだしたり、荷物の出し入れをしたりしていた。

ほとんどの長距離バスには飛行機のように1座席に1モニターがついていて、テレビ、音楽などを見たり聞いたりできるようになっていた。

USBがついている時もあった。

他人の男女が相席になる事もないよう配慮されていた。

 
乗客満員のバス、屋根にはいっぱいの荷物がしばられていて、
バスはオンボロ、乗り心地は最悪で、狂気のスピードで悪路をぶっとばす。

中東アジア付近のバスにはそんなイメージをしていたが、 まったくイメージとは正反対で、 むしろ 日本よりもサービスが行き届いた快適さであった。

夜行バスについては日本に軍配が上がるが。(リクライニングと1人1席は最高)

マニサに到着したものの

8時間バスに揺られてマニサに到着。

バスを降りると、そこはただのバス亭。
地球の歩き方にはマニサの地図はない。

あまりにも周りに何もないので 途方にくれた。

サッカースタジアムの場所はおろそか、どちらの方向に行けばホテルがあるかも分からない。
試合開始まで2時間をきっていた。

マニサまでくればどうにかなると思ってやってきたが、
まさか、こんな何にもない所で下ろされるとは思っていなかった。

ゆっくりホテルを探しに歩くわけにもいかない。
途方にくれていると タクシーの運ちゃんが話しかけてきた。

しかしトルコ語なので全く言ってる事が分からない。
英語は片言も通じない。

地球の歩き方にあるトルコ語と、絵を指差して
「ホテルを探している」
「30リラで泊まりたい」
「マニサーガラタサライの試合を見たい」

と伝えようとするが、どうにもならない。

そのうち誰かが英語が通じるホテルに電話してくれて てくれたが、
電話で英語なんて生まれて初めて、というか無理。

「ワンナイト、30リラ、OK」を連呼したが、どうやら通じない。

すると、 近くの建物に連れて行かれ、そこで英語の話せるトルコ人を探し始めてくれた。
そこはどうやら学校のようで、次から次へと学生がでてきてくれたが、誰も英語ははなせない。

30人目ぐらいでようやく英語が話せる若者がでてきて、更にホテルを紹介してくれた。
「マルマリスホテルがいいよ」

そして、タクシーで行く事になった。

なんとかなっちゃうものだ。

ホテルマルマリス

ホテルマルマリスはシングル1泊40リらであった。

ここで1泊40リラ(約2300円)は少し高いと思ったが試合開始までもう5分ぐらいになっていた。 マニサに来た目的は試合観戦だ。

試合を見れなきゃ来た意味がない。
少し高いが泊まる事にした。

時間がないのであせっていたら、タクシーの運ちゃんが ただでスタジアムまで連れて行ってくれる事になった。
ラッキー。 少し遅れたがスタジアムに無事到着。

観戦記はこちら→試合観戦記(マニサーガラタサライ)
試合を撮影したビデオ動画はこちら→ 動画集  

なんとかなるもんだな!トルコ

試合が終わり、ホテルまでは、歩いて帰った

試合終了時すでに夜の22時を回っていた。
暗いうえに全く道は分からなかったが、道行く人にホテルの名刺をみせて方向を教えてもらい なんとかホテルに辿り着けた。

最後に道を聞いた人はホテルの前まで連れてきてくれた。
マニサに着いた時はどうなるかと思ったが、言葉は通じないが、みんな親切でなんとか目的の 試合を見る事ができた。

なんとかなるもんだなと楽しくなってきた。
が、疲れた。晩飯を食べていない事も忘れ、枕に頭を当てた。

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