トルコ旅行7日目/イスタンブール

イスタンブール到着

まだ夜も明けきっていない早朝バスはイスタンブールのハレムガラシュにバスが到着した。

バスでスルタンアフメットまで行けたのだが、あえてハレムで降りた。

船に乗りたい気分だった。

しかし、これが失敗。

始発の船まで2時間待ちのうえ、更に寒い。

もう5月になろうかというのにまだまだ朝晩は冷え込む日が多かった。

船は通勤客で満員だった。


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イスタンブールは大混雑

スルタンアフメットに到着し、早速宿を探し始める。

T君の言っていた妻と同じ名前の日本人がいるという「アゴラ」に行くが、ベッドに空きはないと断られる。

その他数軒行くが、全て断られる。

その日は西洋の「イースター」の休日、トルコの祝日「子供の日」、「アンザックデイ」などか偶然重なって予想もしない人の数がイスタンブールに集まってしまっていたようです。
その為どこの宿も軒並み予約でいっぱいになっていたようです。

とおりかかった旅行会社のおじさんも「今日はどこの宿にも泊まれないよ、一回イスタンブールを出て他を回ってきた方が賢いよ」と言っていました。

実際どこに行っても満室でした。

ラマザンや正月以外は宿がとれない事はないと聞いていたので予想外の展開に困り果ててしまいました。

今日は「ガラタサライ−カイセリ」のサッカー観戦をする為だけにわざわざカッパドキアから帰ってきたので、宿探しを放棄するわけにはいきませんでした。

↓ みんなアヤソフィア宮殿に並んでいます。ビデオも撮ってます →動画集最後の方
 
   全員アヤソフィヤ宮殿に並んでいます。       ガラタ橋近くには豪華客船も!

絨毯屋

宿探しがめんどくさくなっていた時、通りがかったトルコ人が話しかけてきました。

「宿がなくて困っているんだ」というと

「まかせろ、ついて来い」と言う。

あわよくば、簡単に宿が見つかるかもしれないと思いつつていくことにした。

すると、連れて行かれたのは絨毯屋。

「あーこのパターンか」と思いながらも、中に入った。

店内に通されると、案内してくれたトルコ人はどこかに行き、店の兄さんがやってきた。

チャイがでてきて、「大丈夫だ、睡眠薬は入っていない」という。

おもむろに30センチ角程度の花瓶敷き程度の大きさのカーペットを10枚ほど床に並べ「すべてシルクだどれがお前の好みだ」と聞いてきた。

このみのカーペットを指すと、「40ユーロだお買い得だ」ときた。

もちろんいらないので断って世間話を続けていると、「これを買ったら宿を紹介してやろう」と言ってきた。

宿を紹介してもらうのに、40ユーロ(約5000円)は高すぎる。

しかし、これからサッカー観戦する為にスタジアム探しとチケット売り場探しをしなければならない。

宿探しで時間をとりすぎて、本来の目的のサッカー観戦ができなくなったら元も子もない。

悩んだ末に話に乗ることにした。

今から思えば、もう少し宿を探してみてもよかった、せめてもう少し値切ったらよかったなどと思う。

が過ぎた事はどうしようもない。

一週間後にイスタンブールに戻って来た時にまた、この店員に会ったのだが、「ほんとうに買うとは思わなかったよ」と言っていた。

ほんとうだ。

紹介料5000円で1泊1800円程度のドミトリーを紹介してもらい宿は確保できた。そしてスタジアム探しに向う事にした。


サッカー観戦記は →  サッカー観戦記「ガラタサライ-カイセリ」 
サッカー観戦のビデオはこちら → 動画集

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