トルコ旅行5日目/カッパドキア1日目

ギョレメ村に到着

バスがギョレメ村に近づいてくる気球が飛んでいるのが見えてきた。
乗客の視線は一斉に外に向い始めた。

バスが進むにつれバルーンの数は次第に増えていき、ギョレメの村に向って坂を下りて行く途中、視界いっぱいの奇岩と共に空に浮かぶ20以上のバルーンのパノラマ風景が目に入ってきた。

カッパドキアにやって来た。



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まずは宿確保

ギョレメのバス乗り場に到着し、まずは宿探し。


地球の歩き方2011に載っている「スターケイブペンション」に決めていたので、とりあえずそこに向う。

地図を見てもどちらに向っていけばいいのか分かりずらく、道中自分と同じように道に迷いながら、ホテルを探している外人に何人か出会った。
小さな村なので、一度分かれば問題ないが。お互い苦笑いの挨拶を交わし、各々のホテルを目指した。

ホテルに到着すると、そこはホテルというか普通の家だった。
地球の歩き方には「家族経営の宿、部屋数少ない」と書いてあったので、小さなとこであろうとは思っていたが、田舎の農家の親戚の家に来た雰囲気であった。

1泊15リラのドミトリーの部屋に泊まる事にした。
ドイツ人カップル、アメリカ人男性、台湾人女性、韓国人女性2人組みが同室だった。

ちょうど、朝食の時間らしく、宿泊客が全員で食事をしていた。
私もプラス4リラで朝食もいただくことになった。

ドミ以外の宿泊客にはデンマークから来た年配の方や、オーストリアから来た5人家族、ドイツから来た4人組の男性などがいた。

ヨーロッパ方面から来た人たちはみなイースターホリデーを利用しての休暇のようだった。

      

ツアー参加

朝食が済むと、宿の兄ちゃんがツアーを進めてきた。

ギョレメ周辺を周るレッドツアー、
ウフララ渓谷方面を周るグリーンツアー、
翌日の朝の気球などがあった。

同部屋だった、ドイツ人カップルがツアーは効率的に回れるからとても良いと言っていたので、近場を周るレッドツアーに参加してみる事にした。

ツアーはトルコ人のガイドさん、アルゼンチン人夫婦、オーストラリア人夫婦、イタリア人の女の子2人組み、南アフリカ人の女の子の僕を入れて8人だった。

参加者の年代はまちまちだったが最初に自己紹介タイムとかあってとても和気あいあいとした雰囲気のツアーだった。

が、全て英語なので、全く話しにもガイドにもついていけなかった。

しかし、みなさん親切にしてくれて、話題についていけない僕に気を使ってゆっくり話してくれたり、今はこんな話をしていたんだってゆっくり説明してくれたりした。

ツアーではギョレメパノラマ、パシャパー、ギョレメ屋外博物館、アバノスを,周った。アバノスの陶器工房で売られていた陶器はほんとうに美しいデザインだった
。写真NGだったので撮影できないのが残念だった。

絨毯工房にも行ったがこちらも絨毯を作る工程が蚕から糸をつむぐ所から見れてとても興味深かった。きめ細かい模様を何も見ずに作っていくのは神業であり途方もない作業である。

工房見学の最後は奥の部屋にみんな連れて行かれ、お酒が一杯ずつふるまわれ、絨毯のセールスショーが始まった。
20枚以上の絨毯の説明が繰り広げられ、一通りの説明が終わると1人ずつに店員が付きセールストークが始まった。

お金を持ってなさそうな僕はあまりしつこくされなかったが、お金を持っていそうなアルゼンチンとオーストラリアの夫婦は2,3人に囲まれてセールスされていた。どこに行ってもツアーにはこういうものが付物らしい。

ギョレメ野外博物館ではガイドさんが洞窟の中にあった教会などの歴史的説明をするのだが、宗教的な単語を連発されると意味不明でほとんど理解する事ができなかった。

トルコに来てから最初の4日間はほとんどトルコ人としか絡んでいなかったので、ここに来ていろいろな国の人と片言ながらコミュニケーションをとれたのは楽しい思い出となった。

 

 

 

ドミトリー

初めての一人旅のテーマのひとつが
「、ドミトリーという所に泊まり他国の人とコミュニケーションをとってみたい」であった。

5日目にしてやっとそれが実現した。

それまでに泊まったドミトリーでは人に挨拶する間もなかったり、ドミトリーなのに1人部屋に通されたりして結局シングルに泊まっているみたいな感じだった。

ここでは、ドイツ人カップル、台湾人、韓国人、アメリカ人、デンマーク人と結構話ができて、楽しかった。

ツアー参加者を含めると、一日で12カ国の人と出会った。

もちろん片言の英語ではたいしたコミュニケーションはとれないが、様々な国籍の人と同じ部屋に泊まったり、一緒に食事したり、ツアーに周ったりと、初めての海外一人旅の僕にとっては結構刺激的な一日となった。




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