
トルコ旅行13日目/イスタンブール
イスタンブールに帰ってきた
深夜バスはエンセレンのオトガルに到着した。
スルタンアフメットで降りるはずであったが、どうやら終点まできてしまったようである。
きてしまったものはしょうがない、地下鉄メトロに乗りスルタンアフメットに向うことにした。
アクサライでメトロを降り路面電車に乗り換える。
アクサライの駅の構内には初日に見た足の指のない物乞いが今日もダンボールに座っていた。
変わらぬ風景をみて、トルコに来てから13日が経過していることを改めて感じた。
そして、13日が経過したという事は、この旅も残すところ今日をいれて3日となったという事を示していた。
明日のサッカー観戦が終われば旅は実質上、旅行は終わりである。
寂しい気持ちと共に、既に心が帰国に向っている自分を感じていた。
ゲストハウスアゴラへ
スルタンアフメットに着くと、1週間前に(トルコ旅行7日目)に泊まる事ができなかったアゴラへ向った。
嫁と同じ名前の日本人に会わなくては気がすまない。
今週は空いてますようにと祈りながら、ホテルの扉を開けた。
幸い部屋は空いていた。
やっと、念願のアゴラに泊まる事ができた。
アゴラは前評判どおりきれいで、部屋、共同シャワー、トイレは清潔感があった。
ドミトリーとは思えない程良い環境だった。
最上階には共有スペースがありインターネットがフリーでできるパソコンも2台あり、ゆっくりくつろげる環境があった。
そこで、念願の嫁と同じ名前の日本人の方にも会う事ができた。
記念写真を一緒に撮ってもらい、この宿での目的は達成した。
次の日の観戦予定のサッカーチケットの手配を済ませると、夕方になっていた。
トプカプ宮殿
イスタンブールで過ごすのはこの日で延べ4日目だったが、サッカースタジアム探しにほとんどの時間を費やしてしまっていた為観光をしていなかった。
初日にブルーモスク内にちらっと入ったぐらいだった。
それでは少し寂しいかなと思いトプカプ宮殿に行ってみることにした。
ガイドブックに載っている86カラットのダイヤ等が展示されていたりしたが、博物館的なものには元来あまり興味ないので、私にとってはつまらなかった。
平日だったが、お昼時になると人がかなり多くなった来た。
トプカプ宮殿もアヤソフィア宮殿も朝一番にさっさと見ておかないと、人が多すぎてゆっくり見れないだろうと結論ずけて、トプカプ宮殿をあとにした。
久しぶりのビール
夜は同室だった日本人の女の子2人と一緒に夕食にでかけた。
人と一緒に夕食に出かけるのは初めてだった。
そういえば14日間まともに食事をしたことはなかった。
食に関心がないので、安く済ませることしか考えていなかった。
後2日しかないので何も考えず飲み食いしてやった。
ここから、残り2日間の暴飲暴食が最終日に重くのしかかる事になるとはこの時は思いもしなかった。
食事が終わると女の子2人はハマムに行くというので、そこで別れた。
久しぶりのビールに酔っ払った僕はふらふらになりながら宿に帰り、即効寝た。