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独り言
春から猛烈な忙しさで長い間更新を出来ずにいました。新聞連載2つや歴史民族資料館での作品展や動画また童画と、たくさんの仕事を平行して制作していました。その間に色んな活動が入ってきていましたので、仕事が充実していた反面、運動が全く無い生活だったので、睡眠不足とあいまって不健康のきわみでした。今も忙しさは続いていますが、いつかウオーキングを早く再開したいと心から思っています。
芥川賞作家で医師の南木佳士氏の新聞連載は全国8社に掲載されています。原画渡しが先週に終わりホッとしているところです。今回の挿絵は大人の心象風景を表現していきました。時には抽象的だったり「どう絵にして表現するのか?」と悩みましたが、絵の方向性を担当の方がリード下さり、時々逸脱する私に道筋をつけて下さいました。さすが都会の大手です。無言の励まし?と言うのでしょう。黙って待っていてくれるから私も頑張る・・・そんな感じでした。大人の挿絵を勉強させて頂いたと思っています。もう1つの今月始めに終わった高知新聞の挿絵連載は、追加の絵を加えて来年初めには、出版の予定です。また東京へは生活創造工房の大野さんが制作して下さった「土佐幕末の志士」の4天皇の絵葉書を11月の東京での<デザインフェスタ>に出品します。この絵葉書は、黒べたを多く使用した力強い絵に仕上がっています。
夜眠くなるまで仕事していますので読書の時間はあまりないのですが、眠るまでの少しの間に、水墨画の様々な技法書を読んでいます。人物や植物を描くにあたり、どうしても勉強をしていきたいと思っています。
気候もちょうど秋になってきましたね。今年も城西公園や高知城の銀杏が美しいことでしょう。カメラを持って歩けば楽しいです。 2007年10月末日 藤本知子
久万のお墓参りから帰る途中に、よく坂本龍馬家のお墓へ寄ります。そして乙女ねえやんの娘・<孤児愛子を抱きここに眠る><おばあちゃんはここぞね>の岡上菊枝のお墓を訪ねます。上写真は、龍馬家の墓入り口看板。大きな木があり根っこをまたいで進みます。道幅80センチ?良い雰囲気でしょう?入り口反対側に岡上菊枝の黄色の案内があります。素晴らしい方であり、「おばあちゃんはここぞね」の優しい言葉に惹かれ訪れます。上写真は龍馬家のお墓入り口の看板と大木。下写真左はキリスト教式墓の岡上菊枝の墓と中写真は岡上家の墓入り口。
文学館絵手紙講座用に描いた手本3枚のうちの1つです
11月3・4日の<まんさい>出品のためにパネル10枚を制作しています。紙(165K)が厚かったため水張りがピシッとならず、新たにやり直しをしました。こげ茶は2回失敗しましたが、やっとクリア。カルポート7Fのエレベーター降りて左横ギャラリーです。この作品達は動画になり先日高知新聞で紹介された”アキバで土佐民話”の原画です。<アキバのJAM2007>審査を通り生活創造工房さんが東京アキバに出展した記念すべき動画なのです。3日と4日の午後いますので、どうか喋りにおいで下さい。
夏の歴史民族資料記念館で開いた作品展です
坂本龍馬と中岡慎太郎展の様子(クリック)
右上写真の草莽の記は土佐から脱藩した吉村寅太郎たち天誅組の研究を纏めた奈良の阪本先生の書。寅太郎は追われ傷つき小屋から出て自害を許されず大岩にもたれて「残念」と言って鉄砲に撃たれたとのこと。残念岩を入れた寅太郎を描きたいと思います。そして阪本先生に寅太郎の言葉を教えて頂いたので、義兄の書と私の絵のコラボ作品を、いつか制作したいと思います。
左写真は文学館企画の「北と南の語りくらべ」の出演のお二人を囲んでの交流会。文学館での会場は松山から参加された方々も交えて大盛況で、東北弁での語りと土佐の明るい民話話で笑いが絶えませんでした。会場では「もう一度聞きたい」と声が多くあがり、語り部をご案内した私は嬉しく思いました。