長崎の外海に面した海岸線を車で走る。高知の大堂海岸を歩いた人間からみると、どれもたいしたことは無いように思うが、1つだけ美しい場所ががあった。海に面した夕日の美しい崖に遠藤周作記念館が建っていた。
ハウステンボスを通過し西海の海沿いに車を走らせ、見晴らしのいい場所にきたら記念館だ。

駐車場から降りると、目の前に海が広がる。

沈黙の舞台になった外海の絶景に建つ記念館だ
入館者も少なくて、ゆっくり遠藤周作の語る言葉に浸ることができた
ここで夕日を眺めると美しいだろうと思う。ゆっくり海を眺めていたい。
この崖に昔は城があったとのこと。

どこの窓からも美しい海が見える。なんだか心が癒されるような記念館だ。

 

 

近くの黒崎教会へ行く。海からも山からも見れる位置でこの場所に決まったとか。崖の狭い敷地に建つ教会・遠藤周作の小説の舞台になった。
大浦天主堂は撮影できないが、ここならと写してみた。黄色のガラス越しに薄っすら見える暗い教会内。大浦天主堂に装飾がとても似ている。
信者たちが血を滲むような思いで建設した教会。信者が3年間で敷地を造成し、子供までレンガを何年間も運んだとか。
遠藤周作記念館
遠藤周作記念館 http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/nagasaki/virtual/sotome2/photo/001.html