高知市の自然シリーズ 5
岡豊山
(南国市)
国道32号線南国市のごめん北東にあり、
海抜97メートルの小山で、現在は歴史民俗
の学習ができる博物館【歴史民俗歴史館】
がある。
山の斜面(土塁跡)にはシャガやチゴザサ・
ヤブランなどが多く生えている。
約550年昔戦国時代に土佐を制服した長宗我部
(ちょうそかべ)家の巨城であった典型的な山城
遺跡である
逢坂山(おうさかやま)
国道32号線を東へ一宮(いっく)過ぎると高知市
の逢坂峠となる。 布師田(ぬのしだ)のや山続き
で蛇紋地帯特有の植物(オケラなど)が見られる。
最近は蛇紋岩の採石場が広がって植生も変わり
つつある。蛇紋岩は鉄鋼精錬につかわれる。
種 崎
浦戸湾の口をふさぐように伸びた砂丘(さきゅう)
の砂浜を生かしたハウス栽培が進められている。
グロリオサなどの花卉栽培は有名である.最近外
洋港の建設で車の往来も激しく千勝公園
の松も少なくなった.
浦 戸
戦国時代に長宗我部(ちょうそかべ)氏が
城をtくった所で、湾の口の山かげにある
漁港で外洋の色々な魚や貝類が水揚げ
される。桂浜への通り道でもあったが、
現在は浦戸大橋の下になってしまった。
観光地、桂浜になった。海浜は仁淀川からの砂礫(されき)が砂浜を広げ海岸や砂丘には
亜熱帯植物(アコウなど)広葉樹も見られる.
長 浜
長い砂浜が続きハマゴウ・グンバイアサガオなど
砂浜植物、イヌビワ・トベラ・シャリンバイ・
クロマツなど樹木も見られる。砂浜ではキスゴを
釣る姿も見られる。
さらに黒潮ラインは戸原海岸へと続く。
甲殿(こうどの)の浜(春野町)
県道14号線を春野町の文庫の鼻という
岬がある。ここで観察会をする時がある。
海岸植物のタイキンギク・アゼトウナ・
ハマナデシコ・ノジギクなどが沢山見られた.
危惧(きぐ)植物のハマボウの黄色の花も
観察できた。