高知市の自然シリーズ  4

 九重・上倉地区(重倉地区)

  九重小学校を起点として観察会を開くことが多い。鏡川の源流域で海抜約300メートル

準高原である。名産の筍(たけのこ)は中国産筍の輸入におされて姿を消そうとしているが、

近くにゴルフ場ができ、立派な県道が通り住宅も出来た。


 厳冬にはシモバシラと言う植物に霜柱を見る事ができる。

小坂峠の四辻道路の右端にある県道269号線を東へ進み、バス停《学校通り》を左へ入ると、近代的な鉄筋木造の小学校がある。
ここを起点として北へ自然観察ができる

五台山(大島)

四国八十八箇所31番札所竹林寺があり、山頂東には牧野植物園がある。
自動車で植物園まで行けるので、便利ではあるがバスの便が少ないので堺町発五台山行きを調べておく必要がある。

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植物園は温室のある入り口と記念館の入り口と二つある。
麓まで自転車で行くとして, 徒歩で園までは
30分くらいで行ける。

湾の中央を俗に「浦戸のジャン」と言う断層が走り、湾の口は砂州や山で狭くなっていて、沖からの大波を防いでいる。干潮時には湾内の生物を学習する事も出来たが水の汚れがあり生態が変わったので今は休んでいる。

浦戸湾

湾の中に玉島・衣ヶ島(特別自然保護地区)があり、巣島・続き島と親しんで来た。なおハラミ近くに桟島が在ったが船の航行の邪魔になるので取り払われてしまって、漁業の神様はミマセの岸に祭られている

円行寺
近年バス便が朝夕の2便になって日吉神社までは行く。さらに北山スカイライン、網川トンネルへとつながる。途中柴又への分かれ道(下画像道標を参照)がある。
高知市の北を走る蛇紋岩層特有の植物
(トサミズキ・ イカリソウ・トウヒレン等)が見られて格好の学習地である。

蛇紋岩は製鉄などに使われるため掘り出されて、跡地は住宅地になっている。

柴 巻

右は坂本龍馬が田中良助邸より好んで眺めた景色で高知の城下や遠くは太平洋・浦戸湾・五台山・大高坂山・筆山が望まれる。
                      この奥には鏡村の新宮公園があり、蛇紋岩地帯特有のムラサキセンブリ・タムラソウ・ヤナギノキク・マツムシソウ等が見られる。さらに進むと鏡ダムに行ける。               
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