独り言

はや11月になりました。この間の忙しかったこと。体を壊しそうになりました。睡眠不足と締め切り、戦争挿絵40枚という中で、中岡慎太郎の挿絵3枚に力をいれました。が残念なことは、中岡慎太郎の仕事が保留になり、来年に持ち越したことです。でもこんなことはよくあることです。3枚の慎太郎を描いただけですが、慎太郎物語と絵は、今頃は新聞社の机の中で眠っていることでしょう。いつか日の目を見られたらいいなと思います。吉村虎太郎の絵は依頼で描きました。虎太郎の顔は美男子ではありません。素朴な顔にみなぎる闘志が潜んでいる虎太郎ですが、慎太郎より描きやすい感じがしました。描きながら思うことは、やはり人間に(人物に)魅力がないといい絵に繋がっていかないように思います。幕末の人間集団や生き方に魅力を感じているこの頃です。また高知新聞に東京龍馬会のことが掲載されたことがきっかけになり、東京龍馬会の副会長とメールを交わしました。嬉しくて河井継之助の絵を添付贈呈しました。関われる嬉しさです。戦争画の40枚は作者に渡し、これから表紙・裏表紙にかからなくてはなりません。銀杏が好きなので、銀杏の秋を見ながらウオーキングしたいですね。高知市内の紅葉は銀杏だと思っています。山の紅葉も綺麗ですが、町の銀杏もいいですよね。
   11月6日   藤本知子

津野町西庁舎の吉村虎太郎講演会へ行きました。奈良の東吉野村で散った東津野村庄屋の吉村虎太郎の天誅組を研究されている先生の話は、そう滅多に聞けないと思いましたし、東京龍馬会の皆川さんのご紹介もあり伺いました。奈良の東吉野村の教育長・阪本先生は、隈なく村を歩き研究されていて、写真を多用し話して下さいました。講演後、天誅組が着た肌着を見たくて、前に行くと先生が見せて下さいました。その後メールを頂き、とても嬉しかったです。脱藩ウオーキングへ参加できなくて残念でした。幕末の輪が少しできて嬉しいです。
連休に直島へ行きました。まだ内容が不十分ですが、どうぞご覧下さいませ。
アートの島 直島へ
高杉晋作は3種類制作しています
近藤勇は難しかったです。雰囲気を出すのが難しいと思います。
幕末3舟の一人、山岡鉄舟です。上手く描けました。
幕末にハマリつつあります。塾や指導者、立場によって紙一重に敵.味方となり儚く散っていった志士や新撰組の若者達に心を寄せています。仕事の合間にそんな志士たちの幕末団扇を制作しました。高杉晋作、坂本龍馬、近藤勇、土方歳三、山岡鉄舟、河井継之助、中岡慎太郎と制作していきました。いつか展示できたらと思います。
東京のイラストレーター協会からCDを出すとかで参加をします。40人くらいで作品掲載しCDを出すのです。他の方々との個性を明確にするために、このような作品を作りました。プロフィールや作品2枚掲載しています。
高校担任宮崎先生宅へ鮎を持って訪ねました。
獲れだちの鮎をたくさん手に入れ、急いで届けたのでした。夕方獲れたよと電話が入り、忙しい中南国へ行ったのは良いのですが、帰りに渋滞に巻き込まれました。南国周辺は渋滞が長いですね。先生は釣りに詳しいので、「10月中旬やったら、あの辺りでとったがやろう」と獲った場所を言い当てました。さすが好きなだけのことはあります。こんなに喜んで頂いて良かったなと思いました。来年もまた鮎を届けようと思いました。

戦争画を40枚描きました。その中の1枚で下絵です。この紙をボードに写しペンで仕上げていきました。この絵は新米の19歳の女先生が、子供達と授業で草履を作る場面で、子供に教えてもらっています。この「学校が消えた日」のストーリーは明るく、先生も生徒もイキイキしており好きな作品です。来月(12月)に出版されるので、どうぞご覧下さいね。

 

 

庭の花々
夜遅く仕事から帰宅した娘が、熱心に夜中に世話をしています。目下秋はスミレが中心のようで白い花がお洒落と思っているらしいです。私は青の花が好きですが、文句は言えません。楽しませて頂いているのですから。