2012 すみれ菫スミレいろいろ | |
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小菫 こすみれ スミレ科・属 |
3〜4月に咲く 花径15mm程度の小さな花。 まだ新芽が開かないうちの落葉樹の下や道端に春早めに咲く。 文字どおり小さい菫。多彩でかわいい菫だ。花色は白、ピンク、薄紫色まで色巾が広い。葉はハート型で少し長い。 草丈10cmまでで水平に拡がる。 |
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高知市鴻ノ森 20110329 |
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坪菫=如意菫 つぼすみれ=にょいすみれ スミレ科・属 |
小さな白い花を咲かせるスミレで、唇弁には赤紫のすじ模様が目立つ。距は短くて球形に近い。葉は心形で互生し、裏は紫色を帯びる。花柱の先は両側がふくらんで、カマキリの頭のように見える。側弁には毛がある。托葉は切れ込みがほとんどない。別名 ニョイスミレ。花期は3〜5月。 |
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高知市工石山系 20110426 |
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菫 すみれ スミレ科・属 |
地下茎は太くて短く、多数の葉を根出状に出す。葉は根際から出て、少し長めの葉柄があって、少しやじり形っぽい先の丸い葉をつける。 |
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高知市工石山系 20100311 |
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立坪菫 たちつぼすみれ スミレ科・属 |
スミレ科植物の中でもっとも普通に見られるもの。林の縁や里山の土手などさまざまな環境に生えている。 |
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高知市鴻の森 20100312 |
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野路菫 のじすみれ スミレ科・属 |
日当たりの良い道端や野原に生え、高さは10センチほどです。全体に白い短毛が多く、葉は楕円状披針形で、葉柄の翼は「すみれ」ほど目立ちません。3月から4月ごろ、淡紫色から淡紅紫色の花を咲かせます。 |
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高知市高知公園 20100322 |
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葵菫 あおいすみれ スミレ科・属 |
丘陵から低山に生える。やや湿った林床に多い。 スミレの仲間では最も花期が早い。 葉は円形。 花の咲き始めは葉が丸まっている。 葉は白い毛が多い。 葉は花が終わったあと大きくなる。 花は白色〜淡赤紫色。 |
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高知市円行寺 20090318 |
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小仏菫 こぼとけすみれ スミレ科・属 |
アカネスミレの花が純白のものをコボトケスミレという。畑の端にノジスミレが盛んに咲き誇っていたが、その一画に本種がまとまって生えていた。最初はシロノジスミレだと思っていたがコボトケスミレと判明した。純白の花はいっそう新鮮に感じた。和名の由来は小仏峠で見つかったため。 | |
高知市円行寺 20090318 |
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雛菫 ひなすみれ スミレ科・属 |
名前は、弱々しく愛らしい花姿に基づく。 山地の明るい林下に生える多年草。 地上茎のない小型のスミレ。葉は三角状狭卵形で、先は長く尖る。縁には波状の鋸歯がある。基部は深い心形。側花弁は無毛かわずかに毛が生える。 |
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高知市鴻ノ森 20090318 |
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深山菫 みやますみれ スミレ科・属 |
山地の林内に生える多年草。地上茎はない。葉は卵心型で、波状の鈍鋸歯がある。花は小型で、径は2 cm以下。側花弁は無毛。 | |
高知県吾川郡仁淀川町泉 鳥形山 20090320 |
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丸葉菫 まるばすみれ スミレ科・属 |
以前はケマルバスミレと呼んでいた。が、無毛の方が珍しい。道ばたや山野の日当たりの良いところに生える、多年草。葉は花期には長さ7〜8センチ。花は白色。花弁の長さは1〜1.4センチ。距は長さ6〜7ミリ。 | |
高知市工石山系 20090430 |
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叡山菫 えいざんすみれ スミレ科・属 |
やや湿ったところに多く見られます。葉はスミレの仲間らしくない形をしています。葉のつけ根まで大きく3つに裂け、ふつう、それぞれに深い切れ込みがあります。花は香りがあり、薄いピンクで花径2cm強、まれに白花(シロバナエゾスミレ
Viola eizanensis f.
candida)も見られます。草丈は開花のころは10cm程度ですが、花後に2?3倍にも急速に成長します。花が咲いた促成株は2月ごろから出回ります。 |
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高知市工石山系 20090430 |