2012 10OCT  十月 神無月
曙草
あけぼのそう
リンドウ科センブリ属
・湿り気のあるところに生える。 ・2年草で、 1年目は葉を広げただけで 花は咲かずに冬を越すらしい。
・秋、白いクリーム色の 5弁花が咲く。 斑点がたくさんあるのが特徴。 白い花びらを明け方の空に、 花びらにある斑点を 夜明けの星に見立てて 名づけられた。
牧野植物園
20121025
秋の田村草
あきのたむらそう
シソ科サルビア属
・秋の山野草。 夏から秋にかけて、 特に9月頃、 淡い紫色の花が連なって咲く。
・「たむら」の漢字は、 「田村」「多紫」の両説がある。
牧野植物園
20121025
大文字草
だいもんじそう
ユキノシタ科・属
・花の形がまさに”大”の字♪ ・秋に咲く。
・山地や高山の、 湿り気のある岩地などに生える。 園芸用としても出回っている。
牧野植物園
20121025
達磨菊
だるまぎく
キク科アスター属

ダルマギクは,西日本の海岸に生える野菊。海岸でも厳しい岩場にへばりつくように咲いていることが多い。
植物体に毛が多く,やわらかい手触りがほかの野菊と著しくちがうところ。
本州では山口県,九州では北部から西岸にかけて分布する。
普通,舌状花は淡紫色。白いものも交えた群落も多いが,地域によっては白ばかりのところもある。

牧野植物園
20121025
房藤空木
ふさふじうつぎ
フサウツギ科・属
・開花時期は、 6/20 ~ 10/15頃。
・中国原産。
・さまざまな色がある園芸品種。
・枝先に小さい花をいっぱいつける。
・花は「藤」を思わせ、 葉っぱは対生して 「空木」のようであることから 房藤空木の名がついた。
牧野植物園
20121025
ガマズミの果実

スイカズラ科ガマズミ属

・初夏に白い花を咲かせ、 秋に赤い実をつける。 ・「(ずみ)」は ”染め”をあらわす。 実を染料に用いたことかららしい。 「ガマ」は不明。
・「蒲染」の字をあてる場合もある。
牧野植物園
20121025
黄花突抜杜鵑草
きばなつきぬきほととぎす
ユリ科ホトトギス属
九州の宮崎県のみに分布し、山地の渓流沿いの崖地などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
茎に毛は生えておらず、下垂して生える。
葉は披針葉で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は茎を抱いて合着し、茎が葉の下部をつき抜けるようになるのが特徴である。
開花時期は9月から10月である。
葉の脇に花径20ミリから25ミリくらいの黄色い花を1つずつ上向きにつける。
花被片は6枚で紫色の斑が入り、斜めに開く。
牧野植物園
20121025
溝蕎麦
みぞそば
タデ科・属
・水辺に生え、群生する。 生命力旺盛。
・茎に下向きのとげがある。 さわると痛い。
・花はピンク色、米粒のような形で 枝先に密集する。
・溝など肥沃な水湿地に群生し、 花と葉が蕎麦(そば)に 似ているところから。
・別名 「牛の額(うしのひたい)」 葉の形が確かに似てる
牧野植物園
20121025
南蛮煙管
なんばんきせる
ハマウツボ科ナンバンキセル属
・葉緑体をもたないため 自活できず、 薄(すすき)などの根に 寄生する。
・花の形が、 南蛮人(昔のポルトガル人や スペイン人)の用いた パイプの ”キセル”の形に 似ているところから この名になった。 なんともユニークな形だ。
・別名 「煙管草(きせるそう)」
牧野植物園
20121025
野紺菊
のこんぎく
キク科シオン属
牧野植物園
20121025
大草牡丹
おおくさぼたん
キンポウゲ科センニンソウ属
・山地などに生える。 全体に毛が多い。
・高さは1mくらいになる。・秋、うす紫色の花が垂れる。 釣鐘形で先端はそり返る。
・花のあとで、もじゃもじゃの 毛に包まれたタネをつける。
・葉が、牡丹の葉に似ているので この名前になった。
牧野植物園
20121025
男ヨウゾメ

スイカズラ科ガマズミ属
・山野に生える。
・4~5月頃、白い、 くっきりした5弁花を咲かせる。
・葉っぱはギザギザ。
・秋に赤い実がなる。 茎からぶら下がる。
・名前の由来は不明。 同じ属の「がまずみ」を 「ようぞめ」と 呼ぶ場合もあるらしいが・・。
・別名 「こねそ」
牧野植物園
20121025
山茱萸
さんしゅゆ
ミズキ科・属
・開花時期は、 2/20 ~ 4/10頃。
・中国と朝鮮半島が原産地。 日本に渡来したのは江戸中期。
・難しい名前。 「さんしゅゆ」は 中国名「山茱萸」の音読み。 ”茱萸”はグミのことで、 秋にはグミのような 実がなる。 赤く熟し、食べられるらしい。
・梅の香りに誘われる時期に、 葉の出る前に黄色の小さな花を たくさんつける。 早春を代表する花木のひとつ。 ・
別名 「春黄金花(はるこがねばな)」 ”木全体が早春の光を浴びて 黄金色に輝く”。
牧野植物園
20121025
晒菜升麻
さらしなしょうま
キンポウゲ科
サラシナショウマ属
・白い花がブラシ状に咲く。 とてもきれい。

・若菜をゆでて 水でさらして食べるところから 「晒菜」、 また根の部分は肥大し 「升麻」と呼ばれる漢方薬になる。

・別名 「升麻(しょうま)」
牧野植物園
20121025
関屋の秋丁子
せきやのあきちょうじ
シソ科ヤマハッカ属
・茎や葉は除虫剤や香料になる。
・秋に青紫色の唇形の花をつけ、 「丁字」形の花であるところから この名に。 「関屋」とは 昔の関守の家(関所を守る家) のこと。 関所の近くに咲いていたから この名になったと思われる。
・「関屋の秋丁字」は 関東で多く見られる。 「秋丁字」は西日本に多い。 ほとんど同じように見える。 「関屋の秋丁字」は、 花の先端の上唇の はねあがり部分が 少しとがっていて、 「秋丁字」はとがっていない、 ということで 見分けられるらしいが、 私にはどう見てもわからない。 植物園の標札が頼りです。
牧野植物園
20121025
白嫁菜
しろよめな
キク科シオン属
秋になるとあちこちで菊の仲間が咲きはじめます。

名前の由来はヨメナを小型にしたような草姿で、花色が白いので「シロヨメナ」となったようです。

というのですが、実はヨメナをよく知らない。

調べるとヨメナは キク科 ヨメナ属

チョット見では違いなどよくわかりません。

植物学者でもなんでもないわが身、そういう場合は単にノギクということで
納得することにしています。
牧野植物園
20121025
土佐上臈杜鵑草
とさじょうろうほととぎす
ユリ科ホトトギス属
・秋に開花。 ・黄色い、とても上品な花。

・「上臈(じょうろう)」とは、 貴婦人とか高僧とかいう意味。
牧野植物園
20121025
衝羽根柿
つくばねがき
カキノキ科・属
小さくて尖った柿の実が、綺麗に色付いている。この季節、花の少ない植物園で良く目立つ実である。
実が小さく(3-5cm)形がよいので、盆栽に仕立てるとなかなか美しいが、渋くて食用にはならない。
雌雄異株で、雌木だけでも果実は付くが、熟す前に落ちてしまう事が多い。
実が落ちたあとに残る萼が、羽根突きの羽根の形をしているので「衝羽根」ガキと呼ばれる。
牧野植物園
20121025
蔓桔梗
つるぎきょう
キキョウ科ツルギキョウ属
山地にまれに見られるつる性の多年草。

葉は互生又は対生し、卵心形で先は鋭く、質は薄く、柄は長い。

夏~秋に開花。写真下は果実。
牧野植物園
20121025
薄紅苦菜
うすべににがな
キク科ベニニガナ属
温暖な地域の路傍などに見られる1年草。

高さ50cm程度。葉は茎の下部に集まり、頭大羽裂し、基部は有翼の柄となり、茎をいだく。

春~秋に開花。花はすべて筒状花序からなる。
牧野植物園
20121025
山薄荷
やまはっか
シソ科ヤマハッカ属

山地の林縁に見られる多年草。高さ40cm程度。

葉は長さ5cm程度の三角状広卵形。

秋~晩秋に開花。名前に反し、草に香気はない。
牧野植物園
20121025
柳野菊
やなぎのぎく
キク科属
山路野菊の蛇紋岩変型の二年草。

高さ80cm程度。

秋に開花。母種に比べて葉が細く、頭花も少し小さい。

母種との明らかな違いは、そう果の冠毛の長さで、本種は冠毛が短い。

牧野植物園
20121025