ちまたには「鰹の生節」と沢山の生節が出まわっていますが、調味液漬けの物が多いですね。

海屋のかつお節は、昔ながらの作り方にこだわり、ひとつひとつ手づくりでじっくりと丸太で燻しています。

土佐のいごっそう漁師が、気が向いたときにだけ手づくりしています。

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日本画の八木さんが書いてくれました
土佐のいごっそ漁師です。
何と100号の県展出品作品です。
レンガで造っているのが、スモークする自作釜です、桜の直火で燻すので、主に上の段を使います。
火加減が結構難しいです、基本的には2日〜3日燻します。
右奥には鰹をゆでる釜があります。
鰹をさばいて、ゆでたあと骨から身をはずして、小骨を取って燻します。
「めじか(ソーダカツオ)」も人気があります!
たまに作ってますが魚体が小さい分手間がかかります。
そのままでもウマイですが、出汁にも最高です
豪快に丸太で燻していきます。
熱からず弱からず、繊細な火加減を維持していきます。
桜があるときは当たりですね!
仕上げは真空パックして日持ちするようにします。
真空パックを開けなければ冷蔵庫で保管して半年ばぁ、全然平気で美味しく食えます。
この枠は昔の鰹節屋から調達してきたものです年季が入っています。
煙と仲良くなり機嫌良く燻していけば、こんなに美しい、あめ色の節になります。
もちろん、鰹の味そのままの美味しさです。
もっと時間かけて燻したものは削り節に最高の一品になります。
この機械は懐かしの「鰹削り器」です、削りたての削り節がここから出てきます。