やっともらえた 呉総監の感謝状

サポーター最良の日

一般人がもらえるもので、日本の栄典制度における最高位の勲章といえば「文化勲章」であるが、ワタクシ生涯で一番欲しいもの!それは海上自衛隊からの感謝状、それも呉総監からの感謝状だった。高知地連が年月うをかけて必死で上申したけれど、肩書きナシ、経歴不明のオバサンにくれてやるには余りにもハードルの高い感謝状だった。根負けしたのか、少しはワタクシの功績が認められたのか、その日は突然やって来た。夢にまで見た呉総監からの感謝状がもらえるという連絡が来たのだった。


ベンツでさあ出発  10年ほど前ワタクシは2混団長から感謝状を戴いた。今回同様、もらって当然の感謝状だった。授賞日、午前8時に善通寺駐屯地に行った。自分で行った。地連は連れて行ってくれなかった。2年後、高知の新阪急ホテルの支配人がもらった時は地連が送り迎えをした。この差別はなんじゃ、こらっ!
今回は少々遠いので、地連も仕方なしにワタクシを運搬することになったらしい。ワタクシを運んでいく黒塗りの高級車はどこかしら?な、なにコレ?時速100kmで分解するというウワサのある旧型業務車1号ではないか。ベンツのリムジンを用意せんか!トホホ・・・と、いう訳で高知地連を出発。

緊張しまくりのワタクシ あなたはかねてから我が国の防衛と自衛隊の活動に深い理解と関心を寄せられ長年にわたり防衛基盤の強化に努められるとともに地域社会と海上自衛隊の融和に尽力されました
特に全国自衛隊父兄会高知県支部連合婦人部理事として自衛隊の各種広報行事を積極的に支援され自衛隊高知地方連絡部の募集に寄与されるとともに地域住民の理解を促進し海上自衛隊がその信頼を獲得することに大いなる貢献をされました
自衛隊記念日に当りここに深く感謝申し上げます
晴れやかなじ受賞者の面々 その通りです。自衛艦が入港すれば、仕事も家庭も放りっぱなしで「土佐鶴」両手に、港に駆けつけました。モーターボートをチャーターしてお見送りもしました。Tバック姿で女に飢えた海軍さんに目の保養もさせました。広報用のどでかい看板も自費で作りました。募集事務所と間違われることもしばしばでした。
 機関紙の記事をとるために各地の基地へ取材旅行。金も使い果たしました。隊員募集をするために、したくもない学習塾もたちあげ、塾生を強制的に入隊試験を受けさせました。呆れた亭主はワタクシに離婚をちらつかせています。呉総監からの感謝状を取るか離婚をとるか!感謝状のほうがいいに決まってます。海上自衛隊はその信頼を獲得しましたが、ワタクシは亭主の信頼を放棄することになりました。何事にも犠牲は必要です。
これらの写真は呉総監部から戴いたものです。地連広報班・矢野東が撮った写真は全てピンぼけでした。地連の官品カメラはもっとズームのきくのを購入しなさい。望遠を使う場合は、三脚を使いなさい。