釣行記(その12)
釣 行 日:'06年4月22日(土)
釣 行 先:高知県幡多郡大月町柏島
利用渡船:黒潮渡船
渡 礁 磯:ビロウ島タカバエ
ー 今年2回目の底物釣行 −
会社の同僚やまちゃんと柏島へ釣行してきました。
本来はイサギ狙いの夜釣りをする予定でしたが、昼から生憎の雨模様の天気予報でアッシは底物狙い、やまちゃんはフカセ釣りでイサギ狙いの昼釣りの釣行です。
朝、4時半からボツボツ準備しているとアッシを呼ぶ人が、、、あらあら緊張感不足の釣り師さんが声を掛けてくれました。来週の大会の下見らしい。何かと役員って大変ですね。
さぁ出船です。澄夫船長に上物と底物が一緒に出来る磯をお願いして船尾に腰掛ます。船はゆっくりとビロウ島を目指していきますが、曇り空で海はベタ凪、コウロウに底物師1名、コウロウ丘に3人、次にカジヤのキリの上物釣り座に緊張感さんと連れの方が降りられ、続いて底物釣り座に底物師3名、続いてミタライ西、ミタライ東、ヒクバエに底物1名と上物2名の3人組を降ろすと澄夫船長が呼んでくれます。底物は高場から足元を狙えとアドバイスをもらい、アッシ達はタカバエにおりました。
早速、高場にピトンを打ち、仕掛けの準備をします。やまちゃんは良い磯だと喜んでます。そうです、寝るのに良い磯と喜んでいると直ぐ分かりました(笑)が、実釣開始直ぐに雨が降り出しました。天気は晴れ/雨の予報だったので午前中は天気も持つと思っていたのに冷たい雨が、、、(泣)
今日のエサは急遽の石物狙いの為、赤貝ムキエとウニ60個です。数投目、ウニを散髪していると、ウワァ〜、竿がひったくられて?海に落ちました。竿尻ロープを手繰って竿を回収しましたが、魚は掛かっていません。竿もキズ無く無事でしたが、竿尻ロープの装着は必要ですねぇ〜(汗)
8時過ぎには、雨・風の状況のなか、やまちゃんの泣きが入りました。「寒い、潮が悪い、釣れん、帰ろう」(爆)、アッシは「これくらいの寒さでイヤになるようでは釣り師じゃない、廻りも皆、やりゆうやんか!」って宥めますが、ほんと寒くて帰りたいくらいです(笑)。右隣のヒクバエは底物師がフグ・ウツボを、上物師はバラシ数回、タモに納まるのはサンノジ・ヒダリマキです。やまちゃんに何か釣ったらと挑発すると釣りました。イシダイのような・・・とグレのような・・・を(爆)。
アッシの方はと言うと、一度だけ感じの良い前アタリ〜押さえ込みがありましたが、棚落ちした途端にピクリともしません。それからは赤貝もウニでもエサ取りが突っつくようなアタリのみ押さえ込む気配が無し。弁当船で澄夫船長に他の磯の状況も聞くが、芳しく無い様子。やまちゃんは早速、温かい弁当を食べて風裏で暫しおねんね。アッシは弁当も食べずに頑張ります。12時の見回り船で14時納竿を告げて、必殺、赤貝のウニ挟み等々やりますが、エサトリが突っつくような状況は変わらず、ウニはまったく落ちずです。
うおぉ〜、やまちゃんが叫んでます。竿は折れんばかりに弧を描いてますが、何か変。近くに寄って声援するも何か変。
下記が実況(アッシ・・・ア、やまちゃん・・・や)。
ア「根掛りじゃ無いかえ?」
や「何か時々引っ張りゆう!」
ア「底へ突っ込みゆう?」
や「いいや!」、
ア「でっかいゴミや無いかえ?」
や「ゴミがグッ〜と引くかぁ〜!」
ア「どう見ても魚が掛かっちゅうように見えんけど」
や「何か分かった!」
ア「何で?」
や「カメ!」
ア「嘘よぉ〜(笑)」
や「さっき、ちょこっと見えた」
ア「はよう、放しちゃりやぁ〜」
や「切れんもう」
ア「魚やったら、ようバラしゆうやんか!」
や「マジ、切れん(汗)」
ア「ちょっと、竿を貸して」と竿を奪い取る。
や「はよう、外してやぁ〜」
ア「ほんとグゥ〜っと引くねぇ(笑)」遠くで子カメが浮く。
や「遊びなやぁ〜」
ア「アハハハ」
や「そのまま、持っちょてよ。道糸を手繰るき」
ア「もうちょっとやらしてぇ〜(爆)」
や「はよう、はよう、道糸を・・・・」
ア「はいはい」
この後、道糸を引っ張ると、針が伸びて綱引きは終わりました(笑)
ア「海鳥も釣ったこと無いろう!、空向いて投げたら釣れるでぇ〜」
や「・・・」
てなことで、撃沈の中でもエピソードもあり、13時半には道具を仕舞って、14時の迎えの船で帰りました。
帰路はボウズの定番コース、カワマートの鳥足と竹崎ストアの玉子焼きをお土産に。
勿論、牛すじラーメンもしっかり食してます。
本日、お世話になった黒潮渡船の澄夫船長、ありがとうございました。
近いうちに、また行きますので宜しくお願いします。
---------------------- 携帯電話で写した写真です ---------------------
@ A B C
@Aタカバエの底物の釣り座(竿:幻覇王) B上物釣り座(船着き) Cヒクバエ
以上。