私は写真を写したりしていないが写真集は好きで昭和20〜30年代の写真集を買い集めている
2003年になって買った写真集は「懐旧都市・失われた日本の風景」と「廃墟をゆく」だ
「廃墟をゆく」の写真家小林伸一郎のエネルギーに圧倒されすっかりファンになった。
私は東京のような都会も好きだが、路地裏下町の人間臭い生活臭がただよってくる街も大好きである
特に昭和初期に建てられた建築物や商店を見ると、いつかここを通ったことがある
ような懐かしさで嬉しくなってしまう。人々の価値観も変わり街の臭いも
変化してきたけれど、街をぶらついていると突然そんな彼らに出会うことがある
じっと見つめる私に、「時代遅れでも、わたしゃ〜まだ生きてるよ」と傾きながらもしっかり立っている
そんな彼らとの出会いを求めてウオーキングをしている。はたしてどのような彼らに出会えるのだろうか・・・・